平家は2階建てのように階段の昇り降りがないため、高齢の方や小さいお子さんのいる子育て世帯に需要があります。
一方で、2階建てと比べて平家は売却しにくいとも言われています。
なぜ平家は売りにくいのか、不動産売却を考えている方に向けて平家の需要や買い手が見つかりやすくなる売却方法をご紹介します。
不動産売却において平家の需要はある？
平家住宅は高齢者や足腰の不自由な方に需要がありますが、最近では子育て世帯にも人気があります。
2階建ての場合は日々の生活で階段の昇り降りが発生しますが、平家はその必要がありません。
そのため、足腰が不自由な方や小さい子どものいる家庭には負担が少ないメリットがあります。
老後も同じ家で生活する人にとっては、階段の昇り降りのないバリアフリーな家である平家は魅力的です。
平家は同じフロアにすべての部屋が配置されているため、子どもが部屋にこもりにくいメリットもあるでしょう。
平家だと1階2階のように空間が分かれておらず開放感のある間取りが多く、子どもの様子が分かりやすいです。
一方、人通りや車通りの多い道路では、平家は2階建ての家と比べて外から家の中が見えやすくなってしまいます。
平家の場合は、中庭を造ることで外からの視線を気にすることなく、家族のプライバシーを保つことも可能です。
家の中心に庭があることで室内から様子が見えやすいので小さいお子さんでも安心して遊ばせることができます。
不動産売却で平家を売りやすくする方法
平家は若い世代にも需要がありますが、売却の際は売れにくいと言われています。
平家が売れにくいと言われるのは、2階建ての住宅と比べて部屋数が少なかったり、居住スペースが狭いことが理由として挙げられます。
戸建ての購入を考える方はファミリー世帯が多いため、子どもの人数や年齢によっては個室の少ない平家は避けられることも。
平家を売却するには、建物が古いときは解体して更地にする方法があります。
平家は土地が広いケースが多いため、土地を探している方に売れる可能性があるからです。
築年数が経っていない場合は、水回りなど部分的にリフォームしてから売却すると高く売れることも。
しかし、中古住宅の購入希望者は自分好みにリフォームをしたいと考える方も多く、事前にリフォームしても買い手側の好みでなければなかなか売れないことも考えられます。
また、リフォーム費用分を上乗せした価格だと買い手が付きにくいことも。
まずは不動産会社に相談のうえ、どのような方法で売却するか検討することをおすすめします。
まとめ
平家は階段の昇り降りがなく老後も暮らしやすい点や、同じフロアにすべての部屋があるので家族のコミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
一方で、売却時には居住スペースや部屋数の問題から売れにくいとも言われています。
平家は土地が広いケースも多いので、建物の状態によっては解体して更地にすると売りやすくなるかもしれません。
平家の売却を考えている方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
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