一般的に住宅などの不動産は築年数が新しい物件ほど人気があり、高価格で取引されています。
しかし一部のヴィンテージマンションと呼ばれる物件は築年数が古くなっても価値が下がらず、むしろ価格があがることもあり、入居希望者が後を絶ちません。
今回はヴィンテージマンションの定義や選び方といった、不動産購入時に役立つ知識をご紹介します。
不動産購入で知っておきたいヴィンテージマンションの定義とは？
ヴィンテージマンションの確立された定義ありませんが、基本的にヴィンテージマンションとは立地の良さ、デザイン性の高さ、整った設備・管理体制、高価格の条件を兼ね備えた物件です。
ヴィンテージマンションは治安が良く利便性の高い、そこで暮らすことがステータスになるような人気エリアにあることが多いです。
デザインは時代を感じさせないものからクラシックな佇まいのものまでさまざまで、魅力的な外観が資産価値をさらに高めています。
整った設備・管理体制も大切で、ヴィンテージマンションとはそもそもの建物の造りが良く、コンシェルジュサービスなどの整った管理体制が継続されているのが特徴でもあります。
ヴィンテージマンションのほとんどは高級マンションとして建設され、築年数が古くなってもなお人気が高く近隣の似た条件の物件よりも高価格で取引されています。
不動産購入時のヴィンテージマンションの選び方とは？
ヴィンテージマンションの選び方とは、まず建物の大規模修繕がおこなわれているかどうかと耐震性を確認することが重要です。
ヴィンテージマンションは管理が行き届いていることが多いですが、築年数が古いため建物や設備の老朽化が懸念されます。
排水管やエレベーターの交換などの修繕をどの程度おこなってきているのか、担当者などに確認しましょう。
1981年以前に建設されている場合は耐震基準が古い可能性があるため、耐震診断や耐震補強工事がおこなわれているかを確認してください。
実際に内見した際に、ご自身で見たり聞いたりすることで建物の内装や設備のメンテナンスや清掃が行き届いているかを確かめることも大切です。
ヴィンテージマンションには住人のコミュニティがある場合もありますので、エントランスの掲示板を見てみると、そのマンションの雰囲気を知ることができるでしょう。
まとめ
築年数が古くても立地やデザイン、管理の良さなどから価値を認められ、高価格で取引されるのがヴィンテージマンションです。
ヴィンテージマンションは人気があり、不動産購入を希望して探してみても売り出されていないことはよくあります。
もし不動産購入をご検討されていて目当ての物件があれば、売り出されたら連絡をもらえるように相談も可能です。
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