住宅ローンの返済方法は、大きく分けると元利均等返済と元金均等返済の2種類があります。
元利均等返済は毎月の返済額が一定で、反対に毎月の返済額が変わるのが元金均等返済です。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を比較して最適な方法を選択しましょう。
住宅ローンの返済方法を比較!元利均等返済とは
元利均等返済は毎月決められた金額で返済する方法のことをいいます。
借り入れをした金額である元金と、元金にかかっている利息を足した金額を毎月一定額返済していきます。
ローン1年目も20年目も返済する金額に変化がないのがこの返済方法の特徴です。
そのため長期に渡る返済プランが立てやすくなります。
この返済方法は多くの金融機関で取り扱われているのもうれしいポイントです。
月の返済額は変わりませんが、その金額の中でどのくらい利息にあてているかは毎月変化していきます。
住宅ローンの契約当初は残高が大きいので、利息として支払う金額の割合が多くなるからです。
反対に元金の返済にあたる金額は当初少ないですが、返済が進むにつれ増えていきます。
そのため元金部分の減りが遅く総返済額が多くなってしまいます。
ボーナス時などに繰り上げ返済をすることで総返済金額を減らせるので、必要に応じて活用しましょう。
住宅ローンの返済方法を比較!元金均等返済とは
元金均等返済は、借入残高が変化すると毎月の返済額も変動する返済方法のことです。
返済期間で均等に割った元金と、残高にかかる利息を足した金額を毎月返済していきます。
元金は毎月固定の金額のため変化はないものの、残高に応じて利息額が変動するので毎月の返済額は一定にはなりません。
利息は元金の残高に対して加算されるので、残高の減少に伴って支払う利息も少なくなります。
つまり返済の負担が一番かかるのがローンを組んだ当初で、それ以降は徐々に減少していきます。
総支払の金額が元利均等返済より少なくなることが元金均等返済の利点です。
その反面、契約当初の返済額がどうして大きくなるので、経済的負担がかかってしまいます。
金額も毎月一定ではないことから家計管理も難しくなります。
また金融機関の商品によっては元金均等返済を取り扱っていないケースがあるので注意が必要です。
さらに住宅ローン審査に通らない場合や、元利均等返済と比べて借入金額が少ない場合がありますので返済計画を立てる際に気をつけましょう。
まとめ
2種類の返済方法の利息部分で比べてみると、トータルで支払う金額は元金均等返済のほうが低くなりお得だといえます。
一方で、元金均等返済は元利均等返済と比較して初期の家計への負担が大きいので、後者のほうが資金面の計画を立てやすいという一面もあります。
ライフスタイルやライフプランと照らし合わせたときに、長期的な視点からどちらの返済方法が適しているかじっくり検討して選びましょう。
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