固定資産税は、不動産を所有していると毎年発生する税金です。
万が一、固定資産税の納付を忘れてしまったり、滞納をしてしまうとどうなるのかご存知でしょうか?
今回は、固定資産税を滞納するとどうなるのか、また払えない場合の対処法や滞納の防止策を解説していきます。
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固定資産税を滞納するとどうなるの?
固定資産税を滞納すると順を追ってリスクやペナルティが発生しますので、今回は段階別に解説します。
延滞金が発生する
固定資産税を支払期日までに納めなかった場合、支払期日の翌日から延滞料が発生し、経過するごとに率が増加します。
督促状が届く
固定資産税の支払い期日から20日以内に自治体より督促状が届きます。
また法律上、督促状の送付から10日経過しても未払いであった場合、財産の差し押さえが可能となります。
文書や電話で催告される
督促状の送付から10日で財産が差し押さえされることは基本ありませんが、文書や電話、自宅訪問などで催告がおこなわれます。
財産の差し押さえ
一般的に、差し押さえがおこなわれる前には差押予告通知書が送付され、そこに記載された期日までに支払いがなかった場合、財産の差し押さえが実行されます。
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固定資産税を払えない場合は?
先述したように固定資産税の滞納が続けば、最終的には差し押さえが実行され、課税対象の不動産が競売にかけられてしまうなどのリスクを背負うこととなります。
もし何らかの事情で固定資産税を支払うことが難しい場合は、できるだけ迅速に自治体の担当部署へ相談し、事情を伝えましょう。
相談の結果「分納」が認められたり、事情によっては申請することで徴収・換価の猶予を受けられる場合があります。
固定資産税の価格について不服がある場合は、納税通知書を受け取ってから3か月以内であれば、審査の申し出をおこなうことが可能です。
固定資産税評価審査委員会により価格が不適当であると認められた場合は、価格と納税額が修正されますが、この場合も固定資産税を一度納める必要があります。
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固定資産税の滞納を防止する方法とは
固定資産税は原則4回に分けて支払う税金です。
そのため、2回目以降の支払いをうっかり忘れてしまう方もいらっしゃいます。
ただし一括払いが可能で、固定資産税の滞納を防止するためにも、資金に余裕があれば一括で支払いを済ませたり、手帳やカレンダーアプリで意識的に管理をおこなったりするのも防止方法のひとつです。
また、口座振替を利用すれば、自動で指定の口座から振り替えられるため確実です。
そのほかにも、クレジットカード決済やバーコード決済に対応している自治体もあるので、利用を考える際はチェックしてみてください。
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まとめ
今回は固定資産税について、滞納をするとどんなリスクがあるのか、また支払いが難しい場合の対処法や、滞納の防止策について解説しました。
固定資産税の滞納ですぐに差し押さえが実行されることはありませんが、差し押さえの準備段階である身辺調査や財産調査で信用を失ってしまう可能性があります。
もし事情があって支払期日までの支払いが難しい場合は、担当の自治体へ早めに相談してください。
また、そうならないためにも、一括支払いや口座振替を利用することで、滞納を事前に防ぐことが大切です。
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AFLOファミリーサロン スタッフブログ担当
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