マンションの購入したとき、忘れてはいけないのがご近所への挨拶回りです。
賃貸物件への引越し時は、挨拶回りをしないケースが多いですが、マンション購入時の挨拶回りはするべきです。
今回は、マンション購入時の挨拶回りが必要な理由とその方法、注意点をお伝えします。
マンションを購入したときに適切な行動を取れるように、ぜひ最後までお読みください。
マンション購入時の挨拶回りが必要な理由は?
マンション購入時の挨拶回りが必要な理由は3つあります。
1つ目は、自分たちのことを知ってもらうためです。
これは近隣トラブルを避けることにつながります。
たとえば、幼い子どもがいる場合は足音や物音で騒がしくなってしまう可能性がありますが、家族構成を知ってもらうことで理解を得られることもあるでしょう。
2つ目は、どんな人が住んでいるか知るためです。
家族構成や人柄がわかると生活するうえで必要な配慮ができ、お互いに気持ちよく暮らせるでしょう。
たとえば、高齢者が住んでいるとわかれば夜間の騒音により一層気を付けたり、気が合う人が住んでいればより楽しいマンション生活を送れるかもしれません。
また、どんな人が住んでいるか知っておくと、不審者が侵入してきたときにすぐに気がつけるので防犯面でも安心です。
3つ目は、顔見知りになるためです。
近くの部屋に住んでいると、通勤時やゴミ出しなど顔を合わせる機会が多いため、はじめに顔見知りになっていると良好な関係を築けます。
また、近年多発している地震などの災害時に協力しあえたり、マンション近隣の情報交換ができたりすることもメリットです。
マンション購入時の挨拶回りの方法と注意点とは?
挨拶回りのタイミングは、引越しの前日または当日の引越し前、時間は10時から17時まで、食事の時間帯は避けましょう。
引越し時にはエレベーターの専用使用で迷惑をかけたり、騒々しくなったりするため、引越し前に挨拶がないと悪印象を与えてしまいます。
また粗品の金額は、500円~1,000円前後で、誰もが日常的に使う消耗品や賞味期限の長いお菓子などが良いでしょう。
ここまではマンション購入時の挨拶回りはするべきと伝えてきましたが、女性の1人暮らしの場合は少し注意が必要です。
近隣にどんな人が住んでいるのかわからない状況のため、女性の1人暮らしと知られないほうがいいこともあります。
女性の1人暮らしの場合は、知り合いの男性に同行してもらう、あるいは挨拶回りをしないという選択肢もあります。
自分の身を守るためにも慎重に考え行動しましょう。