建物や土地を購入する際、多くの方が住宅ローンの利用を検討するでしょう。
その際、やはり「金利」を気にする方は多いのではないでしょうか。
今回は、そもそも金利とはどういうものなのか、金利によってどのくらい返済額が変わるのかについて解説します。
住宅ローンを借りる際の参考にしてください。
住宅ローンの金利とは何か
金利とは、借りた金額(元金)に上乗せして支払う利息の割合を指します。
つまり住宅の購入者は、金融機関から借りた住宅ローン以上の金額を返済しなければならない点を、まずは押さえておきましょう。
金利には1年を単位とした「年利」、1か月を単位とした「月利」、1日を単位とした「日歩」があります。
このうち、住宅ローンの金利は年利に該当します。
たとえば、1,000万円の住宅ローンを1%の金利で借りた際、1年間に発生する利息は10万円です。
ただし、実際には毎月元金を返済していくため、元金残高の減少に伴い利息額も毎月少なくなります。
また、住宅ローンの金利には主に「変動金利型」「固定金利型」「固定金利選択型」があります。
変動金利型は借り入れ期間中に金利が変動する住宅ローンです。
固定金利型よりも金利が低いメリットはありますが、借り入れ期間中に金利が高くなると返済額も上がってしまう点はデメリットです。
固定金利型は借り入れ期間中の金利が一定で、借り入れ後に市場金利が変動しても返済額は変わりません。
固定金利選択型は一定期間の金利が固定された住宅ローンで、期間後は変動金利へ移行します。
その時点の利率で再び固定金利も選択できますが、場合によっては金利が上がる可能性もあります。
住宅ローンの金利と返済額の関係とは?具体例をご紹介
ここからは、具体例を挙げて金利による住宅ローン返済額の違いを解説します。
たとえば3,000万円の元金を35年固定(元利均等返済)で返済する場合、金利1%と2%のときの総返済額は以下のとおりです。
●金利1%:3,556万7,804円
●金利2%:4,173万8,968円
このように、金利が1%変わるだけで返済額に600万円以上の差が出ます。
また、元金が減るほど利息額は減少しますが、金利が上がると返済当初は元金返済額が少なく、利息として支払う金額の割合が多くなります。
金利が高くなると、その分、返済総額が大きく変わる点は押さえておいたほうが良いでしょう。
まとめ
住宅ローンを借りたら、元金にくわえて金利に応じた利息を支払わなくてはなりません。
住宅ローンのタイプには「変動金利型」「固定金利型」「固定金利選択型」があり、金利が高いほど返済総額は増えます。
それぞれのタイプのメリットやデメリットを把握したうえで、自身の資金計画に合った住宅ローンを選びましょう。
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