不動産を購入したいけど、ローンの返済期間が短く、さらに月々の返済が高額になってしまうのでなかなか踏み出せない、という方は珍しくありません。
しかし、親子リレーローンを利用すれば十分な返済期間を確保しながら、不動産を購入できるようになります。
そこで今回は、親子リレーローンとは何か、そのメリット・デメリットとあわせて解説していきます。
不動産購入における親子リレーローンとは?
一般的なローンは、契約者本人の年齢と収入をもとに借り入れ金額が決定され、決められた返済期間内に毎月少しずつ返済していきます。
一方、親子リレーローンの場合、親と子で返済期間を分けてローンを返済することになります。
たとえば、全体の返済期間が35年だったとき、最初の20年間は親が、残りの15年間を子どもが返済していくことになります。
一人では返しきれない額であっても、親子リレーローンなら返済できるという方もいらっしゃるでしょう。
不動産の購入に親子リレーローンを利用するメリット
親子リレーローンを利用して不動産購入する大きなメリットは、以下のとおりです。
●余裕を持った返済期間を設定できる
●高い借り入れ金額を希望できる
●両親が高齢でもローンが組める
親子リレーローンは、親と子で期間を分けて返済するため、返済期間に余裕を持たせられます。
また、親子リレーローンでは親と子の収入が別々に計算されるので、通常よりも高い借り入れ金額を希望可能です。
さらにローンの残債は子どもが引き継ぐので、親が高齢であっても借り入れられます。
親子リレーローンを利用するときのデメリット
親子リレーローンは、長い返済期間を設定できたり、借り入れ可能金額が高くなったりと魅力的な点が多いです。
しかしデメリットがないわけではありません。
親子リレーローンにおける主なデメリットは、以下の2つです。
●相続税の対象になる
●親の返済額が子に引き継がれる
前述したように、親子リレーローンは返済対象者が親と子であり、不動産も共同保有扱いになります。
そのため、親子リレーローンを利用して購入した不動産物件を、親の死後に相続する際に税金が発生してしまいます。
また、共同保有によって相続する財産をめぐって兄弟間でトラブルになる可能性もあるため、あらかじめ誰が相続するのかを決めておくのも重要です。
そして、親の代で払いきれなかったローンは子どもへ引き継がれる点についても注意が必要です。
長いスパンを見て、無理なく返済できるかどうかを考えましょう。
まとめ
親子リレーローンは、一般的なローンと比べて返済期間に余裕があったり、無理のない返済プランを構築したりできるため、不動産の購入時に活用しやすいです。
しかし、相続税の対象や家族間でのトラブル、返済額の引き継ぎなどさまざまなデメリットもあるので注意しましょう。
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